マスターズ 2017 をミル【オーガスタに向かうの巻】
マスターズゴルフ2017最終日観戦に向けて準備してきましたが、あっという間に出発当日の土曜日になってしまいました。
予選ラウンドを終え、池田勇太選手と谷原秀人選手は敢え無く予選落ち。
松山英樹選手も2オーバーの16位タイと、3日目の結果次第ではなんとか優勝戦線に踏みとどまれそうな位置にいますが、決して本調子とはいいがたい感じ。
アトランタからオーガスタへ
前日は深夜まで仕事・・・じゃなくて確定申告書類と格闘し(汗)、朝4時起きしてアトランタ行き飛行機に飛び乗りました。
アトランタ空港、どころか、ジョージア州も初めて。
飛行機を降りてからAirTram、SkyTrain(無料)に乗って空港内を移動し、レンタカーのカウンターまで行きます。
レンタカーのカウンターでは待ち時間なく黒人のお兄ちゃんが対応してくれました。
「どこに行くんすか―?」
「オーガスタっす。」(ちなみにアクセントは「ガ」に置きます。)
「まぢっすか。遠いっすねー。じゃあ絶対クルーズコントロール付きがいいっすよ。ポリがうようよしてますからね。」
「へー。」
「無料でアップグレードしておきますよ。いいっすよね?」
「まぁいいっす。」
「了解っす。ちなみにマスターズっすか?」
「はい。」
「まぢっすか! 初めて?」
「うん。」
「食い物がまぢ安いらしいっすよ。お会いできて光栄でした。車は適当に選んでください。じゃあ楽しんで。」
「ありがとう。」
というわけでフォードのフュージョンハイブリッドを選びました。(自家用車がフォードのその下のランクのやつなので、ちょっと乗ってみたかった。)
グーグルマップで見てみると市内は混んでいますが、その先は順調そう。
さあ出発です。天気は最高です。
この時点で松山英樹選手の3日目は、7番を終え、スコアを3つ落として通算5オーバーの35位タイです。絶望的な気持ちになります。
混雑しているアトランタ市内を抜けてオーガスタ方面に向かいます。看板だけでテンション上がります!
家から持ってきたGPSナビに残り126マイル(=約200キロ)との表示が出ます。先は長いです。
こんなハイウェイが延々と続きます。私は20年ほど前にアメリカ南部に留学していたことがあるのですが、その感じを思い出しました。
こんな看板が出てくるたびにテンションが上がります。
レストエリアで休憩します。最悪ここで野宿もアリです。>いろいろ準備編
あと14マイル(約22キロ)ぐらいですから。
よし、松山は16番時点で本日パープレーの2オーバーまで戻して20位タイだ!
しばらく走ると、球精ボビー・ジョーンズが出迎えてくれました!
そのボビー・ジョーンズ道路へおりて、オーガスタ・ナショナル手前5マイルほどにあるスーパー(TARGET)にまず寄ります。
日本のポッキーはここオーガスタでも有名です。
飲み物・食べ物をレジで購入していたら、マスターズの雑誌を発見しました。
さすがオーガスタだ! (・・・と思ったら、後日シアトルの近所のスーパーにもありました。)
オーガスタ・ナショナルから西に3マイルほど離れたところにあるホテル、いや、モーテルに到着しました。
ボロすぎてちょっと泣ける!
写真で見ると趣のある部屋ですが、板張りのフロアは初体験ですわ。
ひとまず水は流れるしお湯は出るし冷蔵庫は冷たいから良しとしよう。
松山、なんと最終18番でダブルボギー! 2個落として4オーバーでマスターズ3日目を終了。落胆を通り越して、若干苛立ち気味のワタクシ。
テレビをつけると、当然マスターズの中継をやってます。これが、今、ほんの少し先のゴルフ場でやっているかと思うと、ちょっと変な気分。
先ほどスーパーで買ったご飯をホテルで食べた後、夜のオーガスタをドライブします。
翌朝の入場に備えて、チケットブローカーのバッジ(=チケット)受取所を確認しました。
言われた通りの場所にありました。(そりゃそうだ。)
帰りにまたスーパーに寄ります。
しかし「BILO」って聞いたことないなぁ、と思って後で調べたらアメリカ東南部に展開しているチェーン店だそうです。
貴重だ。(なにが?)
そしてこの夜はお酒も飲まずに寝てしまいました。
明日はマスターズ最終日で、いよいよワタシにとっての本番です。