マスターズ 2017 最終日をミル【いろいろ準備編】
多少不安はありつつ、マスターズ2017のチケットはクリック一発で無事購入できたので、観戦準備に取り掛かります。
とは言え、当日までまだ数か月あるんですけどね。
旅程の決定
当初は「せっかくジョージアくんだりまで行くんだし、マスターズ前後にゴルフでもやるか~。」とかのんびり考えていたのですが、マスターズ直後は子供の春休みで旅行をせがまれたためNG。したがって、マスターズ以降、意外と長期休暇になりそうなため、仕事をいろいろとやっつけなきゃということで、直前もNG。
結局2泊3日のセミ弾丸アトランタ~オーガスタツアーとなりました。
アメリカ国内に居住しているので、それでもまだ余裕がある感じですが、日本からでも、時差ボケに負けなければ2泊でも十分楽しめると思います。
ジョージア州オーガスタは同州アトランタの東側にあります。アトランタから飛行機で50分、自動車で2時間強かかります。
オーガスタまで飛行機で行けないこともないのですが、追加でお金かかるのと、マスターズ期間中はアトランタの方がホテル(モーテル)が安いという金銭的理由、そして乗り継ぎが必要という時間的理由から、飛行機でアトランタまで行き、そこからレンタカーでオーガスタ入りすることにしました。
- 2017/04/08(土): シアトル発アトランタ着 ~ レンタカーでオーガスタ着・同地泊
- 2017/04/09(日): レンタカーでオーガスタ発ゴルフ場着 ~ マスターズゴルフ観戦 ~ 同じくレンタカーでゴルフ場発アトランタ着・同地泊
- 2017/04/10(月): アトランタ発シアトル着
結局、アトランタ観光ゼロという日程になりました。(汗) しかし、MLBアトランタブレーブスやNBAアトランタホークスの試合もなかったですし、まぁいいか、といった感じです。
なお、飛行機、ホテル(モーテル)の予約、レンタカーの手配は、ExpediaやBooking.comなどのサイトであれば日本語でできます。
フライトの予約
自分が住むシアトルからアトランタまでは直行便がいくつか出ていますが、アメリカの端から端まで飛ぶような感じなので、片道5時間かかります。時差も3時間あります。
その中でシアトルを土曜の朝に出て、月曜のこれまた朝に着くという便を予約しました。これだと仕事に穴を開けることなくマスターズ観戦できちゃいます。
<アトランタ直行便>
(2017年4月現在)日本からもデルタ航空の成田―アトランタ直行便がありますね。あくまでも成田までアクセスが比較的いいことが前提になりますが、土曜発着で、月曜朝の便に乗れば、二泊四日で火曜中には日本に帰れそうです。
成田空港発着モデルコース:
- 土曜: 成田発 16:15 – アトランタ着: 16:00 ~ 同地泊またはオーガスタ泊
- 日曜: マスターズ観戦 ~ オーガスタ泊またはアトランタ泊
- 月曜: アトランタ発 11:45
- 火曜: 成田着: 14:45
土日週休二日制の方は、会社を2日休めばマスターズ観戦可能です。ネットがあれば業務可能な方は、片道12時間以上のフライト中に機内のWi-Fiで仕事すれば埋め合わせできてしまうかもしれません。
ちなみに、首都圏にお勤めであれば、一日前倒しにして土曜を観戦日にすれば、金曜半休、月曜全休でいけるかもしれませんね。
<アトランタ経由オーガスタ着便>
日本からの直行便はないですが、ゴルフ場最寄りのオーガスタにも空港がありますので、経由すれば日本から土曜発~火曜着の二泊四日で日程を組めるようです。
調べていて気が付いたのですが、日本からだと料金的にはアトランタ往復便とオーガスタまでの経由便ってそんなに値段が変わらないんですね。アメリカ国内在住の場合、明らかにオーガスタまで飛行機で行くほうが高いです。
料金は成田からの往復エコノミーだと正規料金で1000~1500ドルぐらいでしょうか。
ホテルの予約
どこに宿を取るかは悩みました。マスターズ期間中、オーガスタのホテル料金は通常の数倍になります。通常1泊50ドルのホテルが、開催数か月前で150ドル、直前だと300ドルとかになっていました。
それに対してアトランタのホテル料金は通常通り変わりません。アトランタ~オーガスタ間のレンタカーでの移動は2時間程度(+会場周辺の渋滞時間)なので、土日ともにアトランタに安ホテルを取り、片道2時間かけて会場まで往復、という選択肢もありました。
結局、せっかくなので前夜はオーガスタに、当日の夜はアトランタに、それぞれ安ホテルを取りました。
以下、大会期間中の一部屋一泊料金の目安です。
- オーガスタに宿泊: 150ドル~
- アトランタに宿泊: 50ドル~ (ピンキリ)
- オーガスタとアトランタの間に宿泊: 上記の中間ぐらい …. オーガスタの手前20キロぐらいのところにホテル/モーテル街がありまして、レンタカーならここに泊まるのもありかなと思いました。
ちなみに、番外編として、ハイウェイのレストエリアで車中泊というものあります。アトランタ方面からオーガスタに入る手前にレストエリアがありまして、ここに車を駐車して一夜、または二夜過ごす、というのも可能といえば可能です。レストエリアなので、当然手洗い、トイレ付きです。 20年前ぐらいに東海岸を車で旅行していたとき、全米プロ観戦の前夜に車中泊をしましたが、若かったこともあって、そんなに悪くなかったです。
レンタカーの予約
フライト時間に合わせて普通にレンタカー会社のウェブサイトから予約しました。自分は贔屓のレンタカー会社がないので、都度都度安いところを選んでいます。今回は Alamo でした。
アトランタ空港で借りましたが、ここのいいところはレンタカーのオフィスが24時間空いていることです。ですので、帰りのフライトは早朝だったのですが、問題なく返却できました。
2~3日間のレンタル料金は100~200ドルぐらいで、レンタカー会社や車種、保険の種類によって様々かと思います。 なお、ガソリン代は、自分の場合、ハイブリッドカーだったので、20ドルもかかりませんでした。
持ち物
オフィシャルサイトにマスターズ会場への持ち込み禁止リストが載っています。まぁ、会場にスーツケースを持ち込む人はいないでしょうが、通常のゴルフ観戦の持ち込み禁止よりも厳しいなぁと思える部分はこの辺でしょうか。
- ×携帯電話(カメラ、音の鳴るもの一切合切)
- ×飲食物(水含む)
以下、ワタシのおススメです。
- ◎小型バッグ … マスターズ規定サイズギリギリの肩掛けバッグを携帯しました。場内で購入できるペットボトルがちょうど収まるサイズで、これ無しでは器用に立ち回れませんでした。
- ◎日焼け止め … ボクは塗らなかったので赤く日焼けしてしまいました。
- ◎小型双眼鏡 … 練習場、ラウンド編でも書いていますが、とても重宝します!首から掛けられるようにしていたほうがいいです。
- △折りたたみ椅子 … 持って行っても悪くないです。ただ、99%のパトロンの方々はこの椅子を持ち込まれているか、または場内の売店で購入されていました。
服装
ぶっちゃけ服装は特に気にしなくてもいいです。そんな中で気になった点をいくつか挙げると・・・。
- タンクトップはいなかったが、女性のノースリーブはたくさんいた。
- ジーンズ姿も数人いた。
- ゴルフシューズの人はほとんどいなかった。
- アメリカ人はショートパンツが多いが、朝晩冷えるので普通にロングの人もたくさんいた。
- 帽子やバイザーはあってもなくても。
- サングラスはあったほうがいいかも。(ジロジロ見ていても傍からはそう見えない効果も期待できる。)
ということで、日本のゴルフ観戦と対して変わらない感じでしょうか。
一つだけ言えることは、前述しましたが、寒暖の差があるかもしれないので、半袖・長袖両方対応できるようにしておいたほうがいいです。
※2017大会最終日天気予報(左:Weather Channel, 右:Foreca)
自分は(松山選手に合わせて)スリクソンの帽子、ゴルフ用ポロシャツの上に、ゴルフ用ジャージを重ね、その下は短パンとコンバースのシューズ、という組み合わせでした。(コンバースだけ異色です。(汗))
最重要!(かも)
準備段階で最も重要なこと、忘れちゃいけないもの、それは(身分証明書またはパスポートと)マスターズの予習と復習だと思います!
- 復習 … YouTube などで過去の映像を見られますので、名場面で熱くなっておきましょう。
- 予習 … 出場選手、今シーズンの戦績、各ホールの特徴などをウェブやチェックします。2日目以降を見る場合、それまでのプレーもぜひ押さえておきたいところです。
これを本番1-2か月前ぐらいから定期的に行うといいと思います。(一度しか行ったことがないのに偉そうですね・・・。すみません・・・。)
まとめ
以上、日本からのフライトの場合、この準備段階で約2,000ドル+チケット代を支払った計算になります。ちょっとした手間暇と、英語に馴染みの薄い方は言葉の壁が悩ましいところですが、経済的にみると、まだパックツアーより安く収まってないでしょうか?
ボクは旅行中よりもそれを計画しているときのほうが楽しいです。(汗)