2019 全米オープン最終日 (1) タイガー&ミケルソン
カリフォルニア州モントレーにあるペブルビーチゴルフリンクスで開催された全米オープンゴルフの最終日を観ます!
ペブルビーチに向かう!
1年以上前からプランしていたのに、旅程も飛行機も最終決定したのは数日前というバタバタぶり。サンフランシスコでレンタカーを借り、南に1時間弱走ったサンノゼで宿を取り、早朝から気合を入れていくぜー!と思ったらグダグダしていてペブルビーチに向かったのが朝8時・・・。ナビが要らないほど案内がしっかりしているためとてもスムーズに場外駐車場に着きました。
会場へ向かうシャトルバスは、これまで参加した大会の中でも一番と言っていいぐらい、システマティックでスムーズにオペレーションされており、カリフォルニア中のバスを集めたんじゃないかってぐらい、十分すぎるほどの大型バスが縦列駐車しています。なのでバスが出発するまでほとんど待ち時間がありません。
30分ほどバスが走ってリゾートに入っていくとそこにはペブルビーチゴルフリンクスが待っていました。
入場チケットですがもちろん予約済みです。ただ何かの手違いで自宅に郵送されず、メールで問い合わせたところ事務局に返送されたとのこと。
Will Callに預けておくので取りに来てくださいとのことでした。したがってチケットブースに取りに行き無事入場チケットをゲット。ソールドアウトなのでこれが手元にないと落ち着かないよね。
5万人だか6万人だかものすごいギャラリーが集う最終日。そのみんなを入場ゲートがウェルカムしてくれています。
パブリックコースなので通常営業中はお金があれば誰でもプレーできますが自分はペブルビーチ初体験。こんなに海に近いのかよーと驚きつつ、ギャラリープラザを右往左往してしまいました。
まずはフィル・ミケルソン
組み合わせ表とコースマップを見てしばし考えます。タイガーウッズから松山英樹に流れてダスティンジョンソン中心に行くかーみたいな。でもその前に時間があるので、時間つぶしに(失礼)フィル・ミケルソンでも見ておくかーみたいな。地元カリフォルニア出身だし。
すでに暫く前にティーオフしていたミケルソンを1番から追います。
するとブライアン・デシャンボーがフェアウェイバンカーに捕まっていました。超遠いですがいつものハンチング帽をかぶっています。
お、リッキー・ファウラー。
勝負服のオレンジだー。すぐファウラーとわかるわー。
そして6番ロングホール。
ようやくフィル・ミケルソンに追いつき、 ギャラリーの頭越しにティーショットが見えました。この日はミケルソンの誕生日だそうで、各ホールのギャラリーにハッピーバースデーソングで迎えられていました。w)
しかしこの6番ホールは美しいですね。
海とのコントラストが絶妙だなーと感嘆するのはギャラリーだけ。選手にとっては地獄のように入り江がせり出し、わずかに残った陸地も登り勾配も半端ないです。
7番ホール。ペブルビーチのシグニチャーホールの一つと言ってもいい109Yのショートホール。距離的には白ティー以下なものの、太平洋の断崖に面しているため強風がプロの距離感と方向性を狂わせる・・・のを見るのを期待していたはずが、ギャラリーの背中しか見えない。(泣)
ギャラリースタンドは当然満員。大行列。
ボールすら見えず、歓声と溜息が聞こえるだけですわ。
次の8番ミドルホールで遠くに姿を確認したミケルソン。
このホールもこれまた絶景ですわー。ぺブル「ビーチ」の名が示す通り、海岸沿いのビーチを散策している人達の姿が見えます。
ミケルソンのプレーを観た、とは言えない数ホールでしたが、人の多さに辟易しつつ、タイガーウッズがティーオフする1番ホールへと戻ります。
タイガーウッズが・・・いた。
今年のマスターズトーナメントで奇跡の復活優勝を果たしたあと2戦目となるメジャーがこの全米オープン。前日まで20位台と揮いませんが当然ギャラリーの期待値は高いわけで、こりゃ見れるかなーと思っていたらやっぱり見れませんでした。w)
ティーグラウンドに向かう陸橋に這いつくばるもセキュリティとカメラマンが邪魔してタイガーの姿は合間からわずかばかり見えただけ。
1番ホールのティーグラウンドは・・・ No hope ですわ。
スタンド以外は観戦し易いつくりにはなっていないため、前方に人がいるとティーグラウンドは全く見えません。
「いえあー! タイガー!」という大歓声と、クラブの打音だけ聞こえたあと、勝負カラーに身をまとったタイガーが、人垣の合間からちょっとだけ見えました。
その後はギャラリーの波にのまれ、身動きできず。
ごめんなさい。ギブアップ。
しんどいのでタイガーを追うのは諦めます。
40分後にティーオフする松山英樹に心と体を切り替えます。