【タイガーウッズ】2018 ホンダクラシック予選をミル (1)

米国フロリダ州パームビーチガーデンズで開催された男子 PGA トーナメント、ホンダクラシック (The Honda Classic) 2018 の予選ラウンドをミテきました。

これがですね、偶然にも、子供の冬期休暇 (Mid-Winter Break)に両親も1週間の休暇を取って、フロリダのマイアミビーチに家族旅行していたのです。
そしてそのフロリダで、「偶然にも」男子トーナメントが開催されていたわけです。
この「偶然」という言葉を会社の同僚は誰も信じてくれないんですよね。
年に何度も行かない家族旅行先でうまい具合にPGAのトーナメントが開催されているなんて都合がよすぎますよね。
でも本当に「偶然」なんだから仕方がないです。
1週間前にタイガーウッズがエントリー直前に参戦を発表したのも「偶然」です。
この偶然のほうが信ぴょう性ありますよね。
いや、実際に本当に偶然なんだからしょうがない。
しかし偶然という言葉を何度も使うと、より偶然が疑わしくなってきますね。

家族もゴルフ場に誘いましたが2秒で断られたので、「午前中だけなら」ということで了承を得ました。

マイアミビーチの滞在先から北に1時間半ほど走ったパームビーチガーデンズ市にある会場にたどり着きました。
午前中だけなので、朝一、日の出前の到着です。

このギャラリー駐車場の料金は10ドル。しかし大会スポンサーのホンダ車だと無料になります。
残念ながら自分のレンタカーは日産車でした・・。

凍えるほどキンキンに冷えたシャトルバスに揺られること20分。

会場の PGA ナショナル チャンピオンコースに着きました。

当日券(65ドル)を買って、

金属探知機をくぐって会場入りします。

そしてすぐにホンダブースがお出迎え。

ホンダ製の自動車や

バイクなどが展示されていますが、
まったく興味がないので素通りします。

コースはどうなっているのかなー、と確認する間もなく

練習場でいきなりタイガー発見

ギャラリーもまだ少ないので、特等席でタイガー・ウッズのウォームアップを拝見させて戴きます。

コーチとキャディーさんの3人だけの様子。

ドライバーから

アイアンまで

じっくり堪能させていただきました。

タイガーの同伴競技者はパットン・キザーブラント・スネデカー

キザーは今季2017-2018年シーズンですでに2勝を挙げていて、現在フェデックスカップランク1位なのですが、後の報道によると、めちゃめちゃ緊張していたらしいです。

このタイガーの組は、パー5ではなくパー4に設定されているインの10番ホールからティーオフ。

タイガーウッズのドライバーはフェアウェイセンターを捕らえましたが、

緊張していたキザーのボールは左のブッシュに入ってしまいました。

自分もタイガーと一緒に探しましたよ。w)

結局アンプレヤブルでペナルティを受けてプレイ再開。

しかし気が付きませんでしたが、タイガーの周りには屈強なガードマンという名の警察官ががっちりガードを固めています。

12番パー4で今度はタイガーが左の林方向に曲げてしまいます。

しかしそこはタイガー。
うまいリカバリーショットでグリーン奥まで運びます。

多くの別荘がコースに接しているのですが、「我が家はタイガーを愛しています。よく戻ってきました!」という横断幕を掲げている家もありました。

その応援の効果か、ミドルで2つバーディーを取ったタイガーのスコアはアンダーで推移しています。

スネデカーのパットを見つめる彼の後ろ姿もなぜか自信ありげです。

このホールで短いパットを沈めてバーディーを取り通算2アンダーになりました。

「ナイスバーディ!」ということで通りすがりにタッチを求めますが、

「Thank you guys」と言っただけで、何もなかったように通り過ぎていきました

(この写真のこぶしはボクのじゃないです。w) )

さて、ジャック・ニクラスの名前から「ベア・トラップ(THE BEAR TRAP)」と呼ばれている上がりの難関ホール群に向かいます。

日差しも強いけど、風も強い15番ショートホール

池の配置が見事で、傍から見る分にはとても美しいです。

16番ミドルホールでは、伝家の宝刀、ロングアイアンのスティンガーショット

横からギャラリーの合間を縫うようにして見ていたので弾道は追えませんでしたが、スネデカーとキザーのドライバーよりも距離が出ていました。

17番ショートホールは設定が過酷すぎますね。

グリーン手前と右はすべて池。
左は大きなバンカー。
奥は下りのラインを残す深いラフ。
強風が吹いている上に、周りをギャラリースタンドが囲んでいるので、風の向きも通り一辺倒ではないという難ホール。

選手もギャラリーの目の前を通りますし、

スタンドから見ている分には極めて楽しいのですが、選手は本当にいやだろうなー。

18番ホールもこれ見よがしの池、池、池。

サードショットをかろうじてグリーン手前に乗せて、ツーパットのパーでした。

話はそれますが、日本企業の「ホンダ」クラシックなので、さぞかし日本人が多いのだろうなーと思っていましたが、日本人どころかアジア人もほとんど見かけませんでした。

多くの日本人はエグゼクティブ用のギャラリースタンドから観戦しているのかもしれませんが、本日唯一の日本人をペアリング表で見かけました。

この神子柴さん率いる別法人子会社の米国ホンダが大会を主催していますし、日本のメーカーというよりも、完全にアメリカ人の日常に浸透しているブランドですよね。BMW と聞いてドイツ人をイメージする日本人がいないのと一緒です。
まぁ、松山英樹選手含め日本人プレーヤーが出場していないのも大きいのでしょうが。

折り返しのインコース1番ホールから2番のティーショットを見たところでタイムアップ。
2月とはいえ常夏のフロリダですから、気温も30度近くあって体に堪えます。

そこまで目は肥えていないので、復帰戦となったファーマーズインシュランスと比較するのは難しいのですが、相対的に少なめだったギャラリーも比較的リラックスムードだったせいか、タイガーも緊張感やプレッシャーから若干解き放たれていた気がしました。

単純にスコアが良かったからそう見えただけなのかもしれませんが・・。

大会グッズ売り場を物色し、

お約束のゴルフタオルを購入し、ギャラリー駐車場を経由して宿舎に戻ります。

この時点でまだ午前11時なのですが、明日も家族から午前中のみの観戦許可をもらおう。(笑)

朝4時起きだったので、この後、ビーチで爆睡したことは言うまでもありません。w)

(なんて贅沢なんだ!)