2019 全米女子プロをミル (2) 横峯さくら編
ミネソタ州で開催されたメジャー大会 KPMG 全米 PGA 選手権 (KPMG PGA Women’s Championship、すなわち全米女子プロ)の最終日。畑岡選手の次に見るのはギリギリで予選を通ってくれました横峯さくら選手。今年はこれまで西海岸でLPGAの試合を2度見ていますが、ひとつは予選落ち、ひとつは帰国と重なったため、横峯選手のラウンドを観るのはこれが今年初めてです。
予選を勝ち上がった日本人選手は横峯選手と畑岡選手の2人だけ。今日最終日のティーオフは畑岡選手が先で、彼女のラウンドを追いかける前に横峯選手の練習を見ておきたかったのですが、 畑岡さんと入れ違いになる形で練習グリーンに上がってきたのに気が付いただけでした。
バーディラッシュで大爆発した畑岡さんのラウンドが楽しすぎたため、1時間ほど後にティーオフした横峯さんに追いついたのはインスタート折り返しとなる18番ホール。
ティーグラウンドで無事ドライバーショットを打ち終えた横峯選手。
8オーバーというなんとも微妙な感じで最終日に挑んだ横峯選手のスコアに特に変動なし。
同じグループでプレーしていたのが、言動が過激すぎてとても近づき難い大御所クリスティー・カー。
次のティーグラウンドで同伴競技者のホールアウトを待っていたカーと横峯さんの2人。 パットがカップインしたのを見たカーが、「終わったよ」とオナーの横峯選手に早口で言ったもののうまく伝わらず、次に出てきた彼女の言葉が、
「ハイっ!」(=日本語)
横峯さんも「ハイっ」と答えるしかなく、おもわず笑っちゃいました。
怒らせると怖いしね。
気後れしちゃうところですが、横峯さん持ち前のオーバースイングは健在。
でも以前ほどクラブが地面に向かって垂れている感じがしませんね。アメリカに来てから特に顕著な気がします。
一緒に渡米した旦那さんと引き続き二人三脚でがんぱっておられて、今回はキャディーと選手という関係。
他のキャディーと比べて旦那さんの身長が・・・。選手じゃないです。キャディーさんです。 (超失礼! でも言いたかった。)
いつものように、かつ多くの選手がそうであるように、キャディーさんと密にコミュニケーションを取りながら、少ないギャラリーに見つめられる中で奮闘していました。
まだまだ予選通過がやっとという状況で、今日もパープレーの8オーバーという下位で着地したものの、ここまで5年間も US LPGAツアーにほぼフル参戦できているのはすごいと思います。今後はもっと頻繁に上位争いができるよう期待しています。
最後に、どうでもいいことかつ横峯さんと関係がないし横峯さんのせいでもないですが、この大会、ビールの値段が高いなぁー。
Stella というごくごくありきたりなビール400mlが11ドルって、スーパーでの小売りが1~2ドルなことを考えると超ぼったくりだよなー。
美味かったけど。