2016 ポートランド・クラシックをミル (3) : 最終日

LPGA キャンビア・ポートランド・クラシック@エッジウォーターフィールドCC を観に来ました!

予選2日目の模様はこちら

決勝1日目の模様はこちら

■ 決勝ラウンド最終日 –

宿泊しているボロモーテルで朝食をいただき、最終日の会場に向かいます。

午前中は曇りで肌寒かったけど、午後からは見事な快晴。

しかし8時半に着いてしまったので何をしようか・・・。

練習場に来たら、宮里美香選手がウォームアップをしていました。

バックスイングはコンパクトだけど、フォローが柔らかいです。

すると偶然宮里藍選手と横峯さくら選手がお隣同士でウォームアップ中。

初めて、かつ最後にこの2人が同じ組でラウンドしているのを見たのは11年前のゴールデンウィーク。

ワールドレディース@東京よみうりの予選ラウンドでその2人と同じ組だったのがカリー・ウェブ。

日本での試合の、それもまだ予選ラウンドなのに、全米オープンの最終日みたいな観客の多さだと言ってましたっけ。

日本で一時代を築いたこの2人がアメリカで一緒にプレーしていて、決勝ラウンドにそろうことは稀だから、超ラッキーです。

日本じゃもう見られないんだろうな・・・。

なおかつ、意外に仲いいんだな、と思ったりして。

余談ですが、

この時、私の後ろで、宮里さんのマネージャーさんと横峯さんのだんなさんが談笑されてまして、来週のアーカンソーの会場の宿泊ホテル名やその金額などかなりプライベートな際どい話しをされていました。ギャラリーが少ないとはいえ、こんなもの好きな日本人のおっちゃんがひょっとして聞き耳を立てているかもしれませんよ~。w)

宮里藍選手

そしてまず10番インスタートの宮里藍選手から。

「大乃国」ことクリスティーナ・キム選手とのラウンド。w)

マオさんはかわいくて飛ばしますし、キムさんは体も声もでかいのですが、1番ティーグラウンドでボランティアスタッフに挨拶するとき、2人とも相手の名前をちゃんと呼びながら自己紹介していたのには感心しました。初対面なら当たり前といえば当たり前なのかもしれませんが、トッププロが自分の名前を覚えようとしてくれているのはうれしいし、なかなかできないことだと思いました。

クリスティーナ・キムに至っては、「以前お会いしましたっけ?」と訪ねるほど、スタッフの顔もちゃんと見て挨拶していました。

単純にすばらしいですね。

そんな姉御肌のクリスティーナ・キムの豪快なプレーに圧倒されたのか、宮里藍選手のプレーはいまいち覚えていないのですが、結局この組は最初の5ホールだけ応援させてもらいました。

宮里美香選手、アリソン・リー

続いては宮里美香さんです。

これもですね、同組のアリソン・リー選手に目がくぎ付けになりまして、スタイルが抜群で近づき難い感じなのですが、12番ホールのティーグラウンドに向かう途中の木陰で休憩中に、勇気を出して「ぐれーと・ばーでぃー!」と声を掛けたところ、「さんきゅー」と言ってもらえたのでとても好感度が上がりました。(←ただのバカ。)

美香さんとアリソンを数ホール追いかけて、15 番ホールのティーショットまで見させてもらいました。

その後、ヤニ・ツェンとモーガン・プルッセルを11番ホールと12番ホールだけちょっと見ることができました。

ヤニのふくらはぎは男性並みに豪快ですね。

横峯さくら選手

そして横峯さくら選手です。

旦那さんがロープの外を歩いているのが見え、13番ショートホールから追いかけさせてもらいました。

ハイブリッドか何かで放ったティーショットは、あと数センチ左に転がればあわやホールインワンというナイスショットでこのホールバーディー。

続く14番ホールを一緒に歩きますが、ギャラリーの数は予選2日目、決勝ラウンド1日目とあまり変わりませんね。

その14番ホールのセカンドショットは右のラフから狙います。

結局横峯選手は、この日 69 の -3 でプレーし、4日間トータル -6 で今季初めてトップ10入りを果たしました。

日本のメディアの囲み取材を終えて、小さくガッツポーズをしながら旦那さんのもとに歩いていく様子はとても微笑ましかったです。

そして、前日の宮里藍選手との成功体験をここでも実践すべく、

そんなご機嫌の横峯選手に対して、

「すみません、写真、セルフィーでお願いしていいですか?」

と訪ねてみました。

すると、

「あー、写真ダメなんですー。すみませ~ん。」

と取り付く島もなく断られました。

ガーン。

しかし清々しいこの気持ちはなんなんだろう。

好きな子に告白してフラれる、そんな甘酸っぱい経験を数十年ぶりにした気がします。

横峯選手、ありがとう! (←意味不明。)

ブルック・ヘンダーソン

そして最終組。

若くてかわいいブルック・ヘンダーソン選手と、お胸が迫力満点マリアージョ・ウリベ選手との優勝争いを15番ホールから追いかけます。

この時点でヘンダーソンが2打差でウリベをリード。

17番ホールで、追うウリベ逃げるヘンダーソンともにフェアウェイバンカーからトップしてグリーンオーバーのミスショット。

特にヘンダーソンのボールはとんでもなくすっ飛んでいったように見えたのでOBかと思いましたが、カメラタワーに当たって戻ってきたようです。

アプローチは成功とは言えませんでしたが、長い距離をねじ込んで運よくパーを拾いました。

対するウリベは返しをミスしてグリーン奥にこぼし痛恨のダブルボギー。

ここで首位と4打差となり勝負あった感じです。

どうでもいいですが、この17番でヘンダーソンがロングパットをねじ込んだ映像に自分が映っていました。

たぶんわからないと思いますが・・・。

最終組は18番ホールのティーショットを打ち終え、ギャラリーはフェアウェイを横切ります。

ヘンダーソンはこの最終ホールをパーとして、見事優勝を果たしました!

しっかし18歳で大会連覇ってすごいなー。

だけど、優勝スピーチでは、「Cool」を連発していて、ちょっと頭悪い感じでした。w)

まぁこれは18歳だからしょうがないかー。

以上で3日間の楽しい女子ゴルフ観戦はおしまいです。

その2日目にやたらとティーを拾いました。普通に自分のラウンドで使わせてもらいますよ。

そして各日にいただいたペアリングガイドが3枚。

来年も新たなペアリング表にお世話になりますよー。

<<予選2日目の模様はこちら

<<決勝1日目の模様はこちら