2019 ポートランドクラシック【畑岡奈紗、横峯さくら】

アメリカ北西部、オレゴン州ポートランドのコロンビア・エッジウォーター・カントリー・クラブ(Columbia Edgewater CC)  で今年も開催された LPGA ポートランドクラシック。

コース名の通り、ワシントン州とオレゴン州を隔てるコロンビア川のすぐ横にあるゴルフ場で、今年はウィークリーチケット35ドルで入場しました。

畑岡奈紗選手

さすがロレックスランキングでトップ10入りしている選手だけあって、予選ラウンドはレクシー・トンプソンとジェシカ・コルダという、容姿も人気もトップクラスのプレイヤーとのラウンドとなった畑岡奈紗選手。

長身・美脚の選手に挟まれながら、淡々とプレーを進めます。

レクシー、ジェシカ、よりも遥かに呼びやすいナサの名前。日本の誇りです。

渋野選手が全英女子オープンで勝って以来、アメリカでのLPGAトーナメントは初めてとなった本大会ですが、ほんと、42年ぶりの日本人メジャーは畑岡さんに取らせてあげたかったよ。

こうやってトップクラスのアメリカ人選手の中でも見劣りすることなく堂々とプレーしてるんだもの。

祝福すると同時に一番悔しい思いをしたのはこの人だったんじゃないかなー。

ってなところでお昼休憩。

ポートランドはクラフトビールでとても有名な街。

5ドル均一の豊富なラインナップからIPAを選択し、ポークのハンバーガーでお腹を満たします。

で、8位タイで終えた初日からいきなり日付が飛んで、3日目決勝ラウンド初日。

快調だった予選ラウンドの出だしに比べ、徐々にスコアが伸び悩んでいる畑岡選手。

しかしながら軸と下半身が安定した彼女のショットはいつ見てもすばらしい!

同行したうちの嫁も、名前も知らなかった畑岡さんのプレーに魅せられた様子。

基本常にカップをオーバーする強気のパッティング。

ゴルフにまったく興味のない10歳のムスコも(いやいやながら)凝視しています。

ティーグラウンドでのルーティーンに合わせて一緒にジャンプするなどバカなこともしつつ、最終ホールまで追いかけていただきました畑岡さんのサイン。

本人を目の前にして「あれー、サインが変わった!」とシャウトして畑岡さんを困らせます。

なので、「ありがとうございます。」という謎のリアクションをいただきました。w)

ムスコに対する「畑岡さんのサインは面白いから期待していいよ。」前言撤回。衛星を周るなぞのNASAサインはいつの間に封印されてしまったのだろう・・・。

でもこのサインもかっこいいけどね。

というわけでそのムスコをダシに、写真も撮らせていただきました。

自分は、昨年、一昨年と、2度自撮りさせてもらっているので、次世代の、かつ畑岡さんにも年齢の近い、彼に今回は隣の座を譲って差し上げました。

自分で言うのもなんだけど・・・

姉弟みたいじゃないか。

畑岡選手、ありがとう! 最終日に大爆発して最終的にトップ5入りしたのはさすがです。

横峯さくら選手

初日の予選ラウンドは午後一ティーオフとなった横峯さくら選手

本人も大会前にインスタでおっしゃっていましたが、来季のシード権を確保するためには是が非でも上位進出したいところです。

夏を超えて、キャディーを務める旦那様ともども、両足の黒さがひときわ目立っています。

出だしはイーブンな感じでまずまずの滑り出し。

しかしスイングが変わりましたよね。

代名詞だった極端なオーバースイングが影を潜めました。

トップオブスイングでクラブヘッドがクロスするのは今まで通りですが、どちらかというとシャフトが地面と平行になるまでしかバックスイングせず、その分余計に横から叩く意識が強くなったような気がします。

実際、アドレス時には右足体重をとても意識している印象を受けました。

回が進むごとにバーディーが先行し、アンダーパーグループに入ってきました。

同伴競技者は、タイのミーチャイとイギリスのトーマス。

トーマスはシアトルのワシントン大学のゴルフ部出身だそうで、OBと思しきファンから盛んに声援が飛んでいました。

ゴルフチャンネルのカメラクルーも見事なバーディパットを捕らえるなど、横峯選手は無事に予選を通過。

決勝ラウンド初日の大会3日目は、

あまり精細がなくスコアを伸ばせません。

うちの嫁も、「横峯さんより畑岡さんがいい!」と言い放ち、畑岡組を再度追い掛ける始末。

結局この日はスコアを落としてホールアウト。順位も下位に急降下。

落胆の記者会見ののち、

「横峯さーん!」

と呼び止めていただきました通算4枚目のさくらサイン。

そしてこれまた10歳の、そして今日の今日まで横峯さくらという国民的スーパースターの名前すら知らなかったわがムスコをダシに、写真を撮っていただきました。

怖いもの知らずのこの笑顔。

うらやましい。

そして選手は旦那様と一緒に練習場に直行。

ちなみにすでに予選落ちしていてラウンド観戦にまわっていた山口すず夏選手と談笑されていました。

横峯選手ありがとう! 最終日もスコアを伸ばせず下位で大会を終えてしまったけど、まだチャンスはあるぜ。

帰ります

練習場併設のギャラリー広場でグダグダしたのち、後ろ髪引かれる思いで会場を後にします。

いつもながら、会場に併設されている駐車場は便利で楽だなあー。

来年も戻って来れるようまた頑張ろう。