全米女子プロ2016予選ラウンド初日をミル

ワシントン州サマミッシュのサハリーカントリークラブ(Sahalee Country Club) で行われたLPGA全米女子プロ選手権初日を観てきました!

ワシントン州サマミッシュ・・・って、めちゃめちゃ地元です。

地元で女子のメジャートーナメントって、もう奇跡としかいいようがありません。

距離は現在住むアパートから車で20分ぐらいでしょうか。

地元と言えば、全米オープン開催のチェンバーズ・ベイは誰でもプレーできるパブリックコースですが、このサハリーCCは会員制のプライベートコースで、ワタシのような一般人は遊ばせてもらえません。いや、正確に言うと、年に一回だけ、抽選で一般人もプレーできる機会を設けているのですが、まず当選しないそうです。かつプレーしたことのある人によると、ワシントン州で一番難しいコースだそうです。

勤務先から10分とかからないコースなのですが、勝手に仕事を早退して、シャトルバスの発着所であるマリモア・パーク (Marymoor Park)に向かいます。徒歩圏内の近所の公園ですが、持病の足痛がひどくなってきていたので、自家用車でギャラリー駐車場に行き、シャトルバスに乗ってサハリー CC 入りしました。

運営には弊社も協力させていただいているようで、頂いたパンフレットにその旨記載されていました。

メジャートーナメントとはいえ、初日で小雨模様ということもあり、想像してはいましたがギャラリーは少なめです。

アメリカ北西部太平洋岸のコースは一般的にそうなのですが、このサハリーCCを特に難しくしているのは、フェアウェイに覆いかぶさるように生い茂った針葉樹林です。

ボールが木に当たるカッコ―ン!といういい響きを何度も耳にしました。

フェアウェイを少しでも外すと高くそびえたつ大木が行く手を阻み、左右にボールを出すだけになってしまいます。

そんな難しいコースに挑む日本人選手の名前がスケジュール表にありました。

予選ラウンドは野村敏京選手と宮里藍選手、横峯さくら選手と宮里美香選手がそれぞれ同じ組です。ブルック・ヘンダーソンとフォン・シャンシャンが同じ組ってなにげにすごいなー。

不幸にも遅い時間に入場したので、午前スタートの組はほとんどホールアウトしていましたが、最終18番ホールのグリーンで宮里美香選手と横峯さくら選手のアプローチとパッティングを観れました。

ホールアウトした選手たちのほとんどが翌日の予選2日目のラウンドに備えて練習場に向かいます。

ラウンド終了後の選手はとてもリラックスしていて、ギャラリーのサインに応じたり、写真を一緒に撮ったりしています。

日本人選手では、まず上原彩子選手が練習場にやってきました。

そして野村敏京選手の姿も見えます。

クラブハウスから宮里藍選手が出てくるのが見えました。

そこそこ有名な選手ということもあり、ギャラリーの求めに応じて気軽にサインしていましたが、携帯の自撮りまでOKとはビビりました!

写真など撮ろうものなら、日本では間違いなく係員に制止されちゃいますね。

いやー、宮里藍さんを目の前にして、自撮りをお願いする勇気はオレにはないなー。

こんな写真をこっそり取るのがやっとかも。(撮影は特に禁じられてませんが。)

すると宮里美香選手と横峯さくら選手が同時ぐらいに練習場にやってきました。

そして練習場に入る直前に勇気を振り絞ってサインをお願いします。

「がんばってくださーい。」という言葉に対して・・・・

宮里美香選手はちょっと不愛想に「はーい」という感じ。

横峯さくら選手完全無視

外人(?)ばっかりのコースで、日本語で声を掛けるのは逆に勇気がいるので、このリアクションはちょっとだけがっかりだぜ。w)

ま、それはともかく、特に横峯さくら選手の練習はじっくりと観察させていただきました。アメリカでは特に人気選手でもないので視界を独占します。

気が付くと横峯選手の隣で上原選手が練習していました。

日本のゴルフチャンネルのカメラがその姿を追う中、パッティンググリーンでも丁寧に一球一球転がりを確認していました。

基本的に日本人選手は見向きもされませんが、ミシェル・ウィー、ポーラ・クリーマー、リディア・コー選手あたりは人気ですねー。

タイガー・ウッズの姪、シャイエン・ウッズを初めて見ましたが、やっぱりなんとなく似てますね。

彼女たちの予選ラウンド初日の結果が手書きで掲示されています。

宮里藍 1オーバー、宮里美香 3オーバー、

横峯さくら 5オーバー。

まだまだ日本人選手の練習は続きますが、この辺でお暇します。

翌日以降、本当は決勝ラウンド最終日も観戦予定でチケットも購入済みだったのですが、足の持病が悪化して無念のパス。orz

したがって観られたのはこの初日の一日だけ。

とはいえ、念願だった横峯選手のサインをいただけたので、ひとまずよしとします。w)