【宮里藍選手】 2017ポートランドクラシックをミル (1)

昨年に引き続きLPGA ポートランドクラシックを観戦しました。いろいろな事情を考慮して、今回は9/1金曜日の予選2日目だけ。

ここ数年、この大会は、ポートランド北側のコロンビア川にほど近い、コロンビア・エッジウォーター CC での開催されています。

藍、美香両宮里選手がこの大会で優勝しているのですが、当時の開催はパンプキン・リッジ CC でした。パブリックのゴルフ場なので昨年ここで2度ほどプレーさせてもらったんですが、難しかったです・・・。

これで見納め宮里藍選手

今年の目玉は、なんといってもその宮里藍選手

彼女の現役生活も、この大会を含めて残り2試合のみ。

キャリア最終のエビアンマスターズはフランス開催ですので、このポートランドクラシックがアメリカ本土での最後のトーナメント参戦となります。

シアトルからポートランドまで、会場には遅くとも宮里選手のティーオフ30分前には到着する予定だったのですが、ポートランド市内30分手前で予期せぬ大渋滞!

高速3車線を1車線に制限する道路工事なんてこんな平日早朝にやるな!

おかげで1時間近くも遅刻してしまいました・・・。

ゴルフ場すぐ横に駐車場が設置されていてタイムロスがないのが唯一の救いでした。

当日券を10ドルで購入します。

いつも思うけど、入場券が安すぎてほんとに申し訳ないです。

自分なら100ドルでも来ると思います。

インスタートの宮里藍選手のみ午前、他の日本人選手は午後ティーオフです。

LPGA の試合は基本そうですが、とても閑散としています。

しかし12番(通算3番)ホールで追いついた宮里藍選手の組にはそれなりの日本人ギャラリーがついていました。この時点で関係者を除くと15人ぐらいかな。去年のギャラリーが自分を含めて2-3人しかいなかったことを考えると、今回の引退宣言は日本人集客において絶大な効果がありますね。最終的には50人近くいたんじゃないかなー。

Golf Channel を除いても、メディア関係者もとても多かったです。2か月前の全米プロ時より増えていたかもしれない。

-3の18位で予選初日を乗り切った宮里選手は、この日の調子もなかなかよさそう。

ドライバーが曲がらず、アイアンの距離感・方向性も抜群で、バーディーをがつがつ量産していきます。

スコアを3つ伸ばして、気が付けば首位タイです。

いやー、しかし、現役を引退する宮里藍が首位に立つなんてのは想像してなかったなー。なんか松山英樹の全米オープンなみに興奮してきました。気のせいか、本人も自信ありげです。

後半もノーボギーで推移していきます。

この6番(通算15番)ホールでも、手前からのバーディパットを見事に沈めます。

距離では30Y以上ドライバーで置いて行かれる白人選手にも、スコアでは負けません。

「ぐれーとばーでぃー!」と声を掛けたら、目を見て「サンキュー!」と応えてもらいました。(正確には、2人ともサングラスをしていたので、アイコンタクトじゃないけど。)

気が付けば単独首位! これが引退する選手の成績なのかほんとに!

最終9番(トータル18番)ホールを乗り切れば・・・というところですが、

最後のセカンドショットがプッシュアウトして右のカート道路に行ってしまいました。

でもミスらしいミスはそれぐらいで、このトラブルもボギーで乗り切りました。

ラウンドを終え、身長差推定35センチの二コル・ラーセン選手とハグをします。

この2日目は-5の67でラウンド。通算8アンダーは立派。

首位キープとはなりませんでしたが、4位タイに浮上して決勝ラウンドを迎えます。

また頂きました

ラウンド後の囲み取材が長かったですが、僭越ながらまた写真を撮らせていただきました・・。

周りの雰囲気に流され、自撮りじゃなかったのがちょっと悔やまれますが・・。(どうでもいいこだわりなんですけど・・・。)

写真とともに自身通算3枚目の宮里サインもいただきました。

決勝ラウンドはテレビ観戦になりますが、もうこのまま優勝しちゃえー!

・・・・ 引き続き、横峯さくら・畑岡奈紗選手編に続く