2018 全米女子プロをミル【畑岡奈紗・2~3日目】
シアトルから深夜便でシカゴに着き、ほぼ徹夜状態で会場入りして最初に付いたのは、予選ラウンド2日目午前スタートの畑岡奈紗選手の組です。
畑岡奈紗選手・予選2日目
先週のウォールマート選手権でアメリカLPGA初優勝してのメジャー凱旋となりましたが、そう簡単にアメリカでの人気と知名度が上がるわけもなく、まぁ、ギャラリーの数は多くない。w)
ほとんどが選手の関係者のようでしたが、その少ないギャラリーの中でひときわ目を引いたのが、服部道子さん。w)
スタッフにカートを運転させ、日本のゴルフチャンネル向けにラウンドリポートをされているようです。
とても思い入れのあるプロなので、ロープの外側から一緒にゴルフ観戦をしているこの様は若干不思議な感じがしないでもありません。
この日の同伴競技者の一人がアディティ・アショック。
インド出身唯一のLPGAツアープロです。
自分の会社ではほぼマジョリティと化しつつあるインド人ですが、アメリカのプロゴルフ界ではまだマイノリティですね。(ちなみにビジェイ・シンはフィジー出身)
このアショック、小顔でスタイルがいいんです。w)
こんな子はうちの会社にいません。
この辺りを比較してもしょうがないですが、ゴルフのスタイルは畑岡選手が遥かに豪快です。
ドライバーの飛距離で20〜30ヤードほど上回ります。
大山志保プロのエースキャディーだった方がここのところずっと帯同されているようですが、
ウェブの記事によるともう62歳でらっしゃるそうですね! 動きが若々しい。
林の中に打ち込んでも冷静に対処してパーセーブ。
ゴルフの基本を見せられました。
予選初日は−3、そしてこの2日目はパープレーでトータルストローク変わらず8位タイという順位です。
畑岡奈紗選手・決勝1日目
よく決勝ラウンド初日。
相変わらずうだるような暑さが続きます。
横峯さくら選手のラウンド終了後、畑岡選手について回ることにしました。
この日は出入りの激しいゴルフで、ボギーが先行してしまいます。
特に7番パー5の3打目アプローチは、素人目にも明らかなほどトップしてしまい、危うくグリーン奥の池に入るところでした。
後の報道によると、アメリカで経験したことのない暑さのため集中力を欠いていたとか。
アメリカのゴルフチャンネルでも畑岡選手が氷を頭の上に乗せてフェアウェイを歩く様子が記録されていました。
自分もこの暑さに耐えられず、畑岡選手の調子も良くないので、バックナインを残して帰路につくことにしました。
ホテルで3日目の最終結果を確認すると−2の23位タイで終わったようです。
この時点で翌最終日の猛チャージはまったく想像できませんでした・・・。