2019 ポートランドクラシック 【山口すず夏、上原彩子】
オレゴン州ポートランド北側にある、コロンビア・エッジウォーター・カントリー・クラブ(Columbia Edgewater CC) で8月最終週に開催されている LPGA キャンビア・ポートランド・クラシックに今年もお邪魔させてもらいました。
山口すず夏選手
初日のラウンドのお目当ては約4か月振りのラウンド観戦となるツアールーキー、山口すず夏選手です。
ティータイムは早朝7時15分。イン1組目でスタート。
とてもじゃないけどシアトルからティーオフに間に合わせるのは至難の業・・・。
したがって山口選手の組に追い付いたのは6ホール目(=インスタート15番ホール)のティーグラウンドでした。するとティーショットがいきなり右の林方向に飛び、フェアウェイに出すだけとなったセカンドショットが同伴競技者のチェン選手のボールに当たるというアクシデント。
なかなか波乱の幕開けです。
その波乱のゴルフを見ているのは関係者のお二人と自分だけ。
ギャラリーは少ないものの、というかほぼ自分だけという状況ながら、ストライプのウェアがなかなかかわいいなぁと思ったり。
その小柄な身体を目いっぱいに使ったドライバーショットは見ものですねー。
他の選手を常にオーバードライブ、とは行きませんが、距離で見劣りすることは決してありません。
ショットが多少左右にぶれても、アイアンショットでどうにかグリーンを捉えてどうにかこうにかこらえている感じ。
でも16番(トータル7番)ショートホールでのダブルボギーは痛かったです。ティーショットをピンと逆方向に引っ掛け、カラーからの下りのスライスラインを読みすぎて下りのパットを残し、強く打ちすぎてカップをオーバー。さらに返しのパットを急ぎすぎてカップに蹴られ、計4パットすることになってしまいました。
外国人のキャディーさんが肩をすぼめて両手を広げ、しょうがないさ!的なポーズをしていたのが印象に残りました。
後半持ち直してどうにかイーブンパーで初日のラウンドを終了したものの、小雨で止まりやすくなったグリーンのため軒並みビッグスコアが出ている中でスコアを作れなかったはちょっと痛かったですね。
最終的に2日目もスコアを伸ばせず、トータルー1で予選落ちとなってしまいました。
後日、ご本人のインスタからいただいたコメント。
チャンスはまだまだある! また次回いいプレーを期待してます。
ところで、今年のポートランドでは、飲料水が販売されていませんでした。
環境に配慮するとのことで、水筒を持参することが推奨され、
コース内の至る所にあるウォーターステーションで水を汲んで飲むという形式がとられていました。
ペットボトル1本が数ドルもするプロゴルフトーナメント会場でこの無料飲み放題サービスはうれしい!
なのでラウンド観戦中にたらふく水を飲ませてもらいましたよ。
上原彩子選手
続いて、というか実際には山口選手よりもかなり遅い午後スタートとなった上原彩子選手を観ますよ。
実際にはこの組に追いついたのは終盤残り数ホールを残すのみといった状況でした。
ベテランのカウフマン、細身のタムリスとのペアリング。
ドライバーはもう安定ですよね。
ツーオンを狙えるロングホールで迷うことなくセカンドショットをレイアップ。そして登りのラインを残したグリーン上で楽々パーを取る姿にはしびれました。
初日はトータルー3でまずまずの成績。
ラウンド終了後、いつも通り、練習場に直行していました。
3日目の決勝ラウンド初日にサインをいただきまして、
子供をダシに写真もいただきました。
まだ10歳ですが、体格的に上原選手とそう変わらないことに衝撃を受けました。
ありがとう上原選手!