2023 女子Qシリーズ最終予選会1〜3日目
最終予選会Qシリーズ現地観戦した前半4日間のよもやま話を箇条書きでツラツラと書き留めておきます。
- Qシリーズ観戦は2年ぶり2度目。前回もモービル3ラウンド
- 今回も観戦可否や駐車場等に関して事前にLPGAにメールで確認
- 二次予選会同様、出場選手とのコミュニケーションも担当されている方に返信頂いたが、自分のようなただの一般人に対しても総じてレスポンスが速い
- 2年前は会場すぐそばのモービル空港を使ったのだが、今回は恐ろしく運賃が高くて断念。代わりにLPGA会場でメディアの方にオススメされたニューオーリンズ空港を利用。レンタカーでルイジアナ、ミシシッピ、アラバマという3つの州をまたぐ車で片道2時間半のルート
- 行きは大会前日23時発初日当日現地6時着のレッドアイ。機内では寝れないタイプなので、レンタカー2時間半の運転は眠くて死んだ
- そんな時は眠気覚ましに日本語歌詞のBlackpinkを爆音で大合唱することにしている
- 動画でも触れたけど、選手も利用するゴルフ場の駐車場を利用。もちろん無料 ・門番などおらず基本誰でも入れる ・観戦無料。入場ゲートなどもちろんない
- ギャラリープラザがないのはもちろんのこと飲み物さえ売ってないので、スーパーで事前購入したペットボトルやサンドイッチをコースに持ち込む。駐車場に戻り車内でランチした日もあったなあ
- 下部エプソンツアー同様にギャラリーロープがない。LPGAとのメールでは一応の指針としてカート道路を歩くようにとは言われたが、練習場などどこまで選手に近寄っていいのか意外に判断が難しく、逆にいつもよりも遠巻きに見ちゃったりする
- 動画でも触れた練習場に設けられたテント内に用意されている朝食用パン。意外にも日本選手のキャディーさんも利用して練習場でつまんでた
- 仮設&コース常設トイレは選手、ギャラリー共用。なのでボクが用を足した直後に日本人選手が入って行くのが見えた ・練習場のボールはタイトリスト一択
- LPGA会場よりも遥かに多くの使用済みティーがプレーイングエリア内外そこいら中に落ちてた。なんでだ?
- 各グループに付いてまわるのはスコアラーのボランティア一人だけ。ボードを運ぶ人も、距離計測者も、「お静かに」するボランティアも誰もいない
- そこにWOWOWのカメラクルー2人と各報道関係者、選手家族、トレーナー、通訳らが日本人選手には付くので嫌が上でも目立つ ・プラスして契約メーカーの担当者も同行
- 平日はそこにボクが一般ギャラリーとしてひとり混じっているため逆によく目立つ w
- なので彼らと気軽に立ち話させていただいた
- 基本ぼっちなのでアメリカ在住10年間でこんなに「おはようございます」という日本語を使ったのは初めて
- 内容はともかく特に西郷さんのキャディー、トレーナーさんとのたわいもない話しは興味深かった
- とあるメディアさんには、クロッシング「ズ」じゃなくてクロッシング「ス」ではないかとアホなぐらい細かい指摘をさせてもらったけど、過去の表記を踏襲しており、揺れが生じるので今変えるのは難しいそう
- 実際のプレーは追っていないはずなのに最後の囲み取材に参加するかたもいて、クラブハウスでWOWOW見てんのかなーと他のギャラリーさんと推察していた
- ラウンドレポーターの片平さんとツーショット写真を撮った w
- 3日目雨で中断中のWOWOWインスタライブは配信が終わってから知った。分かってたら片平さんの背景に映りに行ってたのになあ
- その片平さんの言う「選手の人生がかかってますから」という緊縛した雰囲気はあまりない
- ユーチューブ配信を見た方は想像できるかもだが、今年の日本のプロテスト最終組の雰囲気に近いかも。どちらかと言うと普段通り選手同士で談笑したりしてあまりピリピリしてない
- なのでこちらもまわりのスタッフもいつも通りナイスプレーに対しては拍手歓声 ・週末は日本人ギャラリーが増えたけど、やはりあの渋野さん最終予選時と比べるとまだぜんぜん少ないかな
- 二次予選のフロリダ州ベニスのコースよりもはるかに地味。一次のミッションヒルズ(女子メジャーシェブロン選手権旧開催コース)からステージが上がるごとにグレードダウンして見えるのはなぜだろう
- 初日は10℃行かず吉田選手などは手袋するほど肌寒かったが、2日目と週末は20℃前後まで日中の気温が上昇して蒸し暑くさえ感じた
- 2コース36ホールを横断して観戦するのは一般的に大変なんだけど、クロッシングスとフォールズは特に大変
- 基本的にショートカットルートがあまりなく、ホール順にカート道路を歩くしかない
- クロッシングスは9番でいったんクラブハウスに戻ってくるが、フォールズの9番はコース最深部にレイアウトされている。つまりフォールズコースで深追いすると、途中でクロッシングスへの移動にものすごい距離と時間を費やすことになる。例えばフォールズで前半だけ見てクロッシングスに移動しようとすると、まずフォールズの1〜9番を逆走(‥10〜18番より僅かに移動距離が短い)し、クロッシングスを1番ないしは10番から選手プレー中のホールまで移動することになり最低でも歩いて1時間かかる
- 古江さんラウンド途中で渋野さん観戦に切り替えた前回まさにこのパターンにハマった ・要は浮気にとても厳しいコース ・なのでフォールズでは深追いしないか、選手と添い遂げる覚悟が必要
- 今回2日目もフォールズの馬場&西郷さんに添い遂げる覚悟だったため、クロッシングスの吉田さんを見られなかった
- 動画でも触れたけどクロッシングスのコース内を鉄道の線路が横切っており踏切(=Crossing)がある
- フォールズコースには小さな滝(=Fall)がある
- リーダーボードは決勝ラウンド2日間を行うクロッシングスの18番グリーンサイドに一台だけ設置。それも下部ツアー用の簡素なやつ
- なので選手・キャディーは状況把握困難だったはず。スマホを持てる我々は公式サイトでリアルタイム更新されるリーダーボードを利用
- 自分の見た限り、日本以外の放送メディアはLPGAのみ。当たり前だけど映像配信してるのは日本だけ
- アテスト直後のインタビュー&取材は日本人が複数なのに対し、現地LPGAは僅か1名
- WOWOW&ゴルフ専門メディア含め6〜7人と向き合い取材を受ける馬場さんの横で、この日のベストスコアを出した選手が1人ポツンと現地LPGAにインタビューされていた
- 上位争いをしていた西郷さんと吉田さんは日本の囲み取材後に、通訳を介して現地LPGAのインタビューも受けていた ・何度も言うけど、ギャラリーロープなどないので、ファン対応エリアなどもちろんない
- 基本的に一般ギャラリーはいないはずなのでそんなもの要らないってわけで
- 平日、記念にサインのほしいぼっちのボクは仕方ないので囲み取材後練習場に向かう選手に近寄り「すみませーん」と声をかけた。結構これって勇気のいることだったりする。50超えのおっさんが見知らぬハタチ前後の女の子に声をかけるなんて犯罪でしかない。ボクはどちらかというと勇気のある誰かの後に付いて行っておこぼれをもらいたいタイプなので
- 週末、増えた日本人ギャラリーのサインを求める列ができていた
- 結果的にサインは吉田さんと馬場さんに2つづつ、西郷さんにひとついただいた
- いつも思う。入場料すら払わず選手たちになにもしてあげられてないのに、もらうものばかりもらうのはどうなんだろうと
- 嬉しい悲鳴なんだけど、日本人以外の選手を全く追えなかったのが心残りのひとつ
- ジェニファー・ソングのキャディーはなんと先日のCMEグループツアー選手権で優勝したエイミー・ヤンとのことだった。練習場で彼女らの姿をずっと探していたんだけど見つけられずラウンドも追えず、結局エイミーのキャディー姿を見ることはできなかった
- LPGAナンバーワンの飛ばし屋で、古江&渋野とペアリングしポートランドの日本人ギャラリーに強烈なインパクトを残したポーリー・マックもマジ見たかった。いや正確には通りすがったんだけどプレーは拝めず
- ミナ・ハリガエ、ヤーリミ・ノなどトップ選手もできれば見たかった
- なので3日目に吉田選手が欧州年間女王トリチャット・チーングラブ、天才少女と呼ばれて鳴り物入りでツアー入りしたルーシー・リーとペアリングしたのは嬉しかった
- 荒天で3日目が順延。ゴルフ観戦人生で初めて一日ポッカリ空くことになった
- 大都市ならゴルフ以外のやりたいこと見たいことはたくさんあるけど、ここはアラバマの田舎よ、何もない
- と思ったら退役した戦艦が停泊&公開されているというではないか。それも大戦で日本との関わりも深かったと聞く。マニアではないが戦争の歴史は非常に興味があるので行ってみた。結果的に時間が足りなく感じるほど楽しめた。
- 息子へのお土産用に買った戦艦アラバマ帽子をかぶって翌日観戦した。そして馬場さんと記念撮影した