2022 ポートランドクラシック最終日【渋野日向子、古江彩佳】

ポートランドクラシック3日目終了後シアトルの自宅を往復して日曜朝にコロンビア・エッジウォーターCCに戻って参りました。

昨日も申しました通り日本人選手大奮闘により本日最終日のペアリングは

  • 古江彩佳: 最終組
  • 渋野日向子: 最終組ひとつ前

で優勝してもらうしかありません。

その前に・・

ネリーコルダ

すみません。どうしてもネリーコルダを見たかったんで。

1番ティーグラウンド入場前に「グッドラック、ネリー!」と声を掛けたら微笑みをもらったけどヘッドホンで聞こえなてなかったんだろなーきっと。

プレーはティーショットだけ見せてもらいました。本当は18ホール行動を共にしたいところですが悪しからずです。

渋野日向子選手

最終組ひとつ前の渋野日向子選手と最終組の古江彩佳選手がともにドライビングレンジでウォーミングアップ中。

渋野選手にはパッティンググリーンに入る際、「おはよーざいまーす」と先に声をかけられ、「今日も楽しんでー」と自分なりの応援メッセージを投げかけさせてもらいました。

最近はこの言葉が定番化してますね。まあボクが一番楽しむんですけど。

最終組一つ前のグループでティーオフした渋野選手。スターターに「ツアールーキーですがメジャーチャンピオン」と紹介される唯一の選手だと思います。

出だしの1番でグリーン奥に外したもののナイスアプローチでナイスセーブ。

しかし2番でガードバンカーに入れ寄らず入らずのボギー。3番も右のラフから寄らず入らず連続ボギー。4位タイから13位まで順位を落としてしまいました。

5番ロングでいいサードショットがショートパットを外して報われずパー。バーディー取った翌8番でもボギー、そして前半最後の9番でスリーオンスリーパットのダブルボギー。完全に優勝の芽を自ら摘んでしまいました。

最終日は結局76を叩いてしまい通算8アンダーの28位タイでフィニッシュ。

惜しかった!

でも初日から最終日まで興奮を与えてくれてありがとう。猛烈に楽しませてもらいましたよ。

古江彩佳選手

渋野選手の10番ティーショットを見届けてから引き続き優勝争いに踏み止まっている古江彩佳選手を追いかけることにしました。

前半9ホール終了時点で首位と3打差の8位タイ。

優勝のためにはなんとしても後半序盤でギアを上げたいところ。

そして10番池越えのロングホール。セカンドを刻むのかと思いきや前の組の渋野選手のホールアウトを待ち、ウッドで果敢にツーオンを狙いに行った!

そしてグリーン手前にツーオン成功!

やばい鳥肌立ったー。ボクの斜め前でWOWOWラウンドレポーターの片平さんが興奮して実況してる。

しかもこの長いパットを沈めてイーグル!

ボクの「グレートイーグル!」の掛け声に大きく頷いた古江さん。

しかしエッティヤバすぎるっしょ。これであっという間に首位と一打差。もうトップギアに上げてきた感じ?

11番グリーンに先回りすると丁度渋野さんがダブルボギーパットを入れたところでした‥。続く古江さんはナイスパーオンで上りのパットを入れてバーディー! ちょっと2人の明暗の分かれ方が露骨すぎます。

首位タイに古江選手含む5人が並ぶ大混戦。

入れれば単独首位に踊り出るバーディーパットを2ホール続けて外す一方、同組のアンドレア・リーが順調にスコアを伸ばして単独首位に。

しかしこのアンドレア・リー。個人的に好きなんだよなあ。なんかフェロモン振り撒きまくっている気がrするのは自分だけですかね。ちなみに彼女は古江、渋野と同じ昨年の予選会に出場してフル参戦の権利を逃しています。

16番のパー3ホールで超絶に長いバーディーパットを古江選手が沈めるも、アンドレア・リーが入れ返して勝負あった感じ。

その後は最終ホールまでアンドレアの安定したプレーが続きツアー初優勝。

古江選手は2打差の3位タイでポートランドを締め括りました。スコットランド1位、マッチプレー2位に続く今季のベストフィニッシュですね、

悔しかったんで古江選手のホールアウト直後、表彰式も見ずに帰りました。

来年もポートランドに来てくれるだろうからぜひリベンジしてね。