ボーイングクラシック 2018 (2) タニガワ&優勝争い編
家から車で20分。地元ワシントン州スノコルミーで開催のシニアツアー・ボーイングクラシックの最終日です。
実はなにげに小学生の子供とヨメをコースに連れてきていまして、昨日ランガーに付いて回ったのもなにげにそのムスコのリクエスト。
ゴルフには無知なので、なんとなく親の希望に同調したのかもしれませんが、生まれて初めて見たプロゴルファーがベルンハルトランガーってのは渋いよ、マジで。
さて昨日は当日券25ドルを購入しましたが、今日はなぜかチケットが余っているとかて入場ゲートを無料でパス。最終日行けない人達が前売り券を返却したのか何かわかりませんが、子供はもともと入場無料なうえに、大人二人もフリーパスとあって、50ドルも得した!
いやー、無料でマスターズチャンピオンら含むトッププレーヤーのプレーを見ていいものなのか自責の念に駆られます。(うそです。駆られません。)
たまたま居合わせたスティーブペイトを見ます。ひとりだけ電動カートに乗って移動するなど、なんだかんだでやっぱりおじいさんです。
今回は見れませんでしたが、地元出身のフレッドカプルスを応援する垂れ幕も見えます。
ヨメが「もっとイケメンか渋いオジサンが見たい」というので、どのリクエストにも該当しないケニーペリーをちらっと見ます。
この組を追っていたらコースルートを間違えて18番ホールに出てしまいました。
背後に山が見えているので、天気は幾らか昨日よりもいいですね。
ベルンハルトランガー&ラリーマイズ
13番ホールに戻ってベルンハルトランガー&ラリーマイズというマスターズチャンピオンの組に出くわしました。
二人とも比較的上位で健闘中。
このころから雨が降りだして、かつワンオンも狙える短い14番ホールでは恒常的にティーグラウンドで待ちが発生します。
刻むランガー。
同じくハイブリッドがショートウッドでフェアウェイを狙うマイズ。
相変わらず淀みないスイングリズムが素晴らしい!
ケン タニガワ、スコット マッキャロン、ケビン サザーランド
ランガー&マイズの組をずっと見ていたかったですが、最終日なので優勝争いも気になります。
最終組は、前日コースレコードをたたき出して首位に立ったケビンサザーランド、堅実に上位をキープするスコットマッキャロン、そして日系のケンタニガワの3人です。
しかし首位を走るのはその前の組でプレーするスコットパレル。
ケンタニガワは、幼少時に両親に連れられてアメリカに渡ったという日系2世。
今のところうちのムスコと境遇が似てないこともない、かな。
プロとして日本でもプレーしたことがあるようですが、はっきりいって日米ともにパッとした成績は残せず、今年シニアツアーのメンバー資格を得るまでアリゾナ州のトップアマチュアとして活躍していたようです。
しかし大事なパットをいくつか決めきれず、優勝は逃してしまいました。
けれどもトップ3に入ったのは立派。
ひょっとしてタニガワさんのプロとしてのキャリアの中でベストフィニッシュでは?
さて、プレーを終えたタニガワさんのサインをもらいますよ。
まずスコア確認を終えて出てきたのはとてもスイングがきれいだったスコットマッキャロン。
別にどうでもよかったのですが、流れでもらっちゃうことに。
サイン帳を持たせたわがムスコ。
超ぶっきらぼうに手渡します。
おいおいー。
マッキャロン:「How’re you doing?」
わがムスコ: 「Good」
・・ここでも超ぶっきらぼうな My son。
しかしアメリカレギュラーツアーで3勝もしている超トッププロに声をかけられて、いちおうちゃんと英語で受け答えしている姿に感涙。w)
アメリカに連れてきてよかったー、とちょっとだけ思いました。
本人の思い出になったかどうかは甚だ疑問ですが。
ケビンサザーランドにもサインをもらいました。
まったくもらうつもりはなかったのですが、スルーするのも申し訳なく・・・。
そしてケンタニガワです。
ムスコのサイン帳の出し方も悪かったのかもしれませんが、なんだこの小さなサインはー。
うちらが日本語で会話しているのが聞こえたのか、
小声で「コニチワ」と言われたような言われなかったような・・。
それどころか「Nice tournament!」と英語で声掛けした自分。
去り際に「アリガトゴザイマス」と言われたような言われなかったような・・・。
まだ日本語覚えてるんすか?と聞けばよかったかなー。
家族で写真を撮らせてもらいましたが、ムスコとヨメのプライバシーを尊重するんだか尊重しないんだかで上げないでおきますわ。
ヨメは1万歩達成して喜んでました。
また子どもをだしにして選手にお近づきになりたいと思います。