2018 シュライナーズホスピタルズ2日目【フィナウ&ムーア】
引き続きラスベガス開催の男子PGAツアーシュライナーズホスピタルズオープンの2日目の様子です。
ファウラー組の後続のトニー・フィナウ、ライアン・ムーア、ケビン・ナ組がやってきました。
トニーフィナウ
まだメジャーには勝っていませんが、じわじわと実力をつけてきたトニーフィナウ。
ウィキペディアによると、ユタ州出身ながら、サモア系移民初のPGAツアープロなんだそうです。
ちゃんとプレーを観させてもらうのはこれが初めて。
超がつく巨体ながら、コンパクトなトップスイングを武器に、圧倒的な距離をたたき出します。
まぁプレーはさておき、
小さい子供に頼まれもしてないのに絡んでみたり、おっさんギャラリーと普通に会話してみたり、なんかファンサービスが厚いですね。
ゴルフチャンネルのラウンドレポーターもこの組についていました。
ライアンムーア
地味です、はい、ライアン・ムーア。
でもやっとプレーを間近で見られましたよ。
トーナメントのフィールドで、ワシントン州出身は彼だけ。
ウィキペディアによると、タコマ (Tacoma) に生まれてピュアラップ(Puyallup) で育ちゴルフを覚えたとのこと。
スイングはきれいだけど地味だし、顔も体型も地味です。
でも影ながら応援したいな、と。
ケビンナ
女子と異なり意外に少ないアジア系ツアープロ。その代表的存在がケビン・ナ。
カリフォルニア出身のゴルファーで、4年前に松山英樹のPGA初優勝時、サドンデスプレーオフのグリーン上にいたのがこのケビン・ナでした。
この日は面白かったです。
ショートホールのグリーン上で、ワンピンの下りのパットを大きく外します。
返しの登りのパットも奥にはずれ、キレかかって雑になったタップインのパットをこれまた外し、なんと絶好のバーディーパットから悪夢の4パット。
予選カット上だったので、バーディパットを外して緊張の糸が切れたのはわかりますが、ちょっとプレーが雑すぎました。
しかし、
フィナウとムーアがアイアンで刻む続くミドルホールでドライバーを一閃。
ほぼやけくそ気味か?!と見えても仕方のないクラブ選択ののち、50ヤードほど残ったセカンドショット。
ウェッジでピッチエンドランしたボールは、なんと転がってそのままカップイン!
先の4パットをチップインイーグルで取り返すという、おそらく本人のプランにはなかった不安定なゴルフにまったく喜びの表情を見せることなくホールアウト。