マラソンクラシック 2018 をミル: 日本人選手編

会社を2日だけ休んで企画したショートトリップ最初の都市のアリゾナ州フェニックスから飛んできましたミシガン州デトロイト。
そこからレンタカーで1時間、オハイオ州トリード(Toredo) という町に入り、LPGA マラソンクラシック (LPGA Marathon Classic)の決勝ラウンドを観戦します。

大会側が用意した近くの駐車場は利用無料。

係員もおらず若干心配になりましたが、
そこから10分ほど歩いて会場入り。

なおかつ、

「Do you need tickets?」
「Yes, and how much?」
「Free」

という会話をしたのち、
タダで入場させてもらいました。

無料で入場できたのはこの日だけではなく、翌日最終日も同様。

なんでも入場券をタダで配っているらしく、
「その代わり Donate(寄付)してね。」
という話らしいです。

すごい。

これぞアメリカ LPGA。

来年も同じかどうかは保証できませんが、トッププロの試合をタダで見れるとは!

で、なおかつ、いつものことだけど、混んでない。

これはいいのか悪いのかわからないけど・・。

「Marathon(マラソン)」というのはもちろん走るマラソンのことではなくて、ガソリンスタンドなんかで多くみられる会社の名前です。

でもシアトルでは見たことがないので、まだ全国的な知名度がある企業ではないのかもしれません。

しかし暑いです。
アリゾナほどじゃないけれど、それでも体感温度は37度。
効果の程はわからないけど、大型扇風機も登場。

幸いにも自然の風が吹いてくれているので日陰にいる分にはとても心地よいです。

畑岡奈紗選手は、全英女子オープンとその前哨戦に備えるため、一時帰国につきこの大会をスキップ。
めっちゃ残念。

日本人プロは4人エントリーしていて、横峯さくら、宮里美香、上原彩子の3選手はそろいもそろって1打足りず予選落ち

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まじかよー。

宮里美香選手など、これが今年初めてのLPGAの試合だというのに。

野村敏京選手

日本人選手で予選を勝ち上がったのは野村敏京選手ただ一人

今季2018年は調子が上がらず、優勝はおろか上位に顔を出すこともまれな状況。
そんな中でも予選を通ってくれたことに感謝です。

しかしながら決勝初日は自分が会場入りした瞬間にホールアウトした野村選手。
その後の練習場でしか姿を観れませんでした。

決勝最終日は間に合ってバックナイン中盤から観戦。
なんかおなじみ(?)の赤と白のコーディネートなので、遠目に見ても彼女とすぐにわかります。

なんかアメリカ人キャディさんに韓国語を教えていたようでした。

しかしいつみてもいいスイングだ。




17番のロングホールのセカンドショットは、アゲインストの風に対して真っ向から直ドラで勝負。

自分が見ていた限りではショートゲームが可もなく不可もなくという感じ。

最終ホールでイーグル逃しのバーディを取りいい感じにフィニッシュ。
通算6アンダーで大会を終えました。

この組の少ないギャラリーの2/3を占めていた日本のメディアの取材を受け、

どうしようかなーと迷っていたのですが、
サインをもらいました。

去年のメイヤークラシックでも頂いていたのですが、インビー・パークのサインの裏面に書いてもらってしまっていたので、新ためてまっさらな紙にお名前を書いてもらいます。

ちょっと字が掠れてるなー、と思いながら、
勢いで自撮り写真もいただきました。

相変わらず携帯の操作に手こずって5秒ぐらいかかっちゃったと思うのですが、
心地よく営業スマイルで対応いただきました。

野村選手、またありがとうございました。

上原彩子選手

残念ながら予選落ちしてしまった上原選手。

決勝ラウンドには出場できないのですが、練習場におられました。

帰ろうと思ったころ、パッティンググリーンにもおられました。

自分のチェックした限り、終日練習していました。

よく最終日も同様です。

無人の練習場でパートナーとスイング確認に取り組んでいる様子。

練習場に他の選手がいないところを見ると、これは普通なことではないと思うのですが、この練習が報われますよう、次回はぜひコース上で応援させてくださいね。