2021年8月第一週、東京オリンピック開催中のPGAトーナメント。

東京五輪ゴルフ競技男女計8日間のチケットすべて取得済みで霞が関カンツリーで生観戦予定だったのに、2週間の隔離期間中に無観客開催が正式決定。

テレビ観戦には一ミリも興味がなく、コロナ禍で暗いムードが漂う日本にいるのは気分が滅入るだけなので、急遽フライトを変更し、世界ゴルフ選手権ゆえにフィールドの厚いこのトーナメントに間に合うようアメリカに帰ってきました！

トーナメント会場はワタシの住むシアトルから3,500キロ離れたテネシー州メンフィス TPCサウスウィンド。

オリンピック無観客のリベンジ！　五輪出場選手をここで見る！　見るなら絶対に初日！　ついでに2日目も！

五輪では女子ゴルフ競技が絶賛開催中ですが、成田からメンフィスに直行した選手の中から松山英樹選手をフォローします。　

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プレーオフに敗れて4位タイに終わった松山英樹選手の東京五輪。

コロナ感染も経験し、灼熱の埼玉川越オリンピックからまだ3日しか経っていないのにPGAトーナメントに戻ってきてくれました。お疲れのこととは思いますが、同じ飛行機で千葉から帰ってきたコリン・モリカワと、今シーズン好調のハリス・イングリッシュと同組でスタートです。

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東京五輪金メダルのザンダー・シャウフェレの前の組で、かつ全英を制したばかりのモリカワの組なのでギャラリーはめっちゃ多いんじゃないかと心配しましたがはっきり言って杞憂でした。

田舎メンフィスの、平日木曜の午前中ということもありお客さんはまだまばら。女子ゴルフの最終日最終組の方がまだギャラリーは多いんじゃないかってぐらいの閑散ぶりでした。もちろん観る側にとっては嬉しい誤算。

初日は赤紫の縦ストライプのシャツを着た松山選手。ザンダー・シャウフェレがセカンドショットを打つ先に見えた次ホールのティーグラウンドにその姿を発見しました。

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選手の調子どうのこうのよりも、日本人ギャラリーが少なく独占感があってよかったですね。

2日目はスカイブルーのストライプシャツに身を包んだ松山選手。

ちょっとパジャマ姿に見えないことはないけど、暑苦しさがなくていいですね。いわゆる爽やかってやつですね。

これはインスタートの折り返しとなった1番ホール、3番ウッドでのティーショット。

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セカンドショットをべたピンに付けて楽々バーディ奪取したホールアウト後に「ナイスバーディーヒデキ！」と声を掛けたらこちらを向いて「さんきゅー」言ってくれました。（上の写真ｗ）

しかし全体的には首位を独走する同組のイングリッシュに比べると調子は可もなく不可もなくですかねぇ。30位前後をうろうろするばかりで、松山選手のようなトップ選手にとっては低空飛行と言ってもいいかもしれません。

でもキャディーさんと談笑するシーンも多く見られたので、気分的には持ち堪えている模様。

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結局、ボクが見た初日と2日目終了時点で30位タイとなり、メディアにも「（優勝の）チャンスはないと思うんですけど」と話していましたが、最終日に爆発してプレーオフにもつれ込みました。

同じく五輪帰りのアブラム・アンヘルに敗れて2位タイフィニッシュにはなりましたけど、週末も観に行けばよかったかなとまでは思わず、メンフィス旅行とともにトーナメントを満喫しましたよ。