2019 ファーマーズインシュランス決勝初日【松山英樹&ローズ】

昨年に引き続きファーマーズ・インシュランス・オープンをミニきました。松山英樹選手をミルのはちょうど1年ぶりです!

カリフォルニア州サンディエゴ郊外ラフォーヤにあるトーリーパインズGCは、ノースとサウスからなる36ホールのパブリックコース。ノースは予選ラウンドのみで、この土曜日・決勝ラウンドの初日はサウスコースを使用します。

小平智選手は残念ながら予選落ちしましたが、2日目に66のビッグスコアをたたき出した松山選手は単独2位で予選ラウンドを通過しました。

松山英樹 vs ジャスティン・ローズ

ということで優勝を狙える位置にいる松山英樹選手。

堂々の最終組でのラウンドです。

短いミドルの2番ホール二打目地点で松山選手に追いつきました。

黒のシャツに青いパンツという、なかなか微妙な上下の組み合わせです。

ギャラリーに至近の左ラフから、カメラクルーも待っているグリーンへ。

自分に対する期待値が高く、傍目から見るといい結果なのに、まるでミスショットのようながっかりした仕草を見せることで有名な松山選手。w)

まずまずのショットをしたので、

「I hope you liked it!」

という声がどこからともなく聞こえてきました。w)

予選を単独トップで通過した同伴競技者は、

英国出身のジャスティン・ローズ

現在世界ランク第1位です。

かつローズはこの4週間前の元旦1/1に、日本のホンマゴルフとクラブ契約したことを電撃的に発表しました。

よく見ると、ホンマのキャディーバッグに、ローズの名前がカタカナで刻まれています。w)

松山選手はいつものスリクソン。

太平洋をバックに、かっ飛ばしますよ。

いやー、ちょい右に行ったか!

その美しい太平洋をバックにした、トーリーパインズのシグネチャーホールでもある3番ショートホール。

グリーン手前に乗せ、パットをねじ込んで連続バーディ!

で、ふと気が付いたのですが、松山選手は多くの場合ピンフラッグを差したままパットを打っています。

4番の長いバーディパットも、

6番ホールの短めのパットも。

7番もそうでした。

今年2019年のルール改正でピンを差したままパットできるようになり、特に松山選手が自らその変更に対応している印象を受けました。

連続バーディと、ローズのダブルボギーによって、首位から1打差に迫ります。

しかし松山選手が好調だったのはここまで。

この後はショットがぶれ、アイアンも寄らず、バーディーが取れずボギーが先行してしまいます。

「ヒッデッキー!」の歓声空しく、トラップに捕まりまくります。

深いフェアウェイバンカー。

出しただけでした。

ふと周りを見ると、ギャラリーの中に昨シーズンまで専属だった進藤キャディの姿を発見。

なんでー?!とその時は思ったのですが、翌週のフェニックスオープンでキャディをすることになっていたのですね。

11番ショート。

いいね。

一方、ダボを2度も叩きながら、要所要所でスコアを伸ばすジャスティン・ローズ。

「ロージー!」の歓声に背中を押され、トップの座を決して譲りません。

さらに差の開いた10番のホールアウト後、並んでいたキッズたちに紛れてロープ外で待っていると、ジャスティンローズとの接触に成功

オリンピック金メダリストで現在世界ランクナンバーワンに手でタッチしてもらいました。w)

しかしここでしくじりました。

ローズの後で腕を引っ込めてしまったので、続く松山選手とタッチするタイミングを逃した・・。

前後にいた人たちはタッチしてもらえていたので、そのまま手を出していれば間違いなく松山選手とも接触できたはず・・・。

くそー。(←いろんな意味でバカ)

その後、何度か接触を試みましたが、

「ゴー、ヒデキー!」

と声をかけ、ちらっと振り向いてもらえたのが精一杯でした・・・。

美しい12番ミドル。

その後、インに入ってショットはさらにひどくなり、首位を追走するどころかどんどんローズに離されていきます。

特にロングホールの13番で明暗が分かれましたね・・。

バンカーから脱出したものの3パットしてボギーとした松山選手。

セカンドショットをアイアンでツーオンしたジャスティンローズ。

ローズのロングアイアンの弾道はすごかった・・・。これが世界を取る人のアイアンなのだなぁ、と感嘆しきり。

無駄のないバックスイング。

ものすごい打音!

美しいフィニッシュ。

松山選手って、ぶっちゃけ言うと人気選手ではないので、帯同するギャラリーも少なく、普段はじっくり近距離で見られるはずなのですが、

今日は最終組に入ってしまったため、調子が悪かろうがなんであろうがギャラリーが多いです。なので残念ながらギャラリーとギャラリーの僅かな隙間からショットを見るのが精一杯。

だめだぁ~。

15番ミドルの豪快なドライバーショットの弾道をティーグラウンド後方から追えたのがこの日の最たる至近距離。

16番ショートで久々のバーディを奪取したかと思いきや、17番のフェアウェイバンカーからのショットは満足いかず天を仰ぎます。

18番のティーショットをギャラリーの頭上越しに鑑賞したのち、

帰宅の途に着くことにします。

ローズは4打差で首位をキープ。

松山選手は最終18番のボギーでスコアを一つ落として6位タイまで順位を下げました。

これが見れなかった18番ホールアウトの図 from 帰宅後のゴルフチャンネル。

結局、翌最終日も首位を守ったジャスティン・ローズが今年のファーマーズインシュランスを制しました。

彼にタッチしてもらえたのが今大会唯一の成果でした。w)

あと帰りの UBER が BMW だったことぐらいかな。